JAの取り組み

酪農の未来へ 先駆けた取り組み

太陽光発電

 「浜中町エコ牛乳」を象徴する太陽光発電。品質の優れたクリーンな牛乳を生産するには、クリーンな環境が大事です。環境最優先のクリーンな太陽エネルギーで、浜中町の牛乳は搾乳されています

育成牧場

 育成牧場は酪農家より育成部門を切り離す事で、経営効率化の向上と農家所得の増大を図る事を目標として昭和55年より開始されました。

酪農王国

~酪農の維持と地域社会の維持発展へ 全国初の農協出資型「酪農生産法人設立」~

 生産基盤維持とともに雇用創出、地域経済の活性化を期待。酪農に関わる地元企業を中心に出資を呼びかけ農協としては全国初、農協出資型農業生産法人を平成21年に設立しました。

農業の担い手育成・企業が参入しやすいシステムを構築

 平成21年7月に、JAや建設業等を含む10社が出資して「(株)酪農王国」を設立。牛乳の生産販売、乳牛販売、肉牛の飼育販売を行っています。また、農業の担い手育成にも取り組み、建設業等の異業種の企業に酪農の経営手法を伝え、将来的には、引き受け手のない離農跡地を賃貸又は買い取ってもらい、新法人の牧場として「のれん分け」を行っています。

 企業が酪農業に参入しやすいシステムを構築し、法人経営の農場設立を促進するのが目的です。

コントラクター事業

圃場作業の外部委託による酪農家の労働軽減と設備投資の抑制
広大な面積を一人で管理することは困難

 コントラクター(農作業委託)事業は、平成3年に研修牧場が開始し、サイレージ調製を外注したことからスタートしました。開始当時は育成牧場が所有する機械にて対応しており、本格的な農作業受委託事業は平成7年より開始しています。 夏場の牧草刈り取り作業は、天気の良い日に集中して行わなければなりません。しかし、広大な面積を一人で管理する事は困難です。そんな時に作業を委託することで何台もの作業機を使い、作業を並行して進めていくことが出来ます。

酪農ヘルパー

「休めない酪農」からの解放をめざして

 酪農は365日、休みなく乳搾りをしなくてはなりません。生活にゆとりを持つために「休日」が必要です。また、怪我をして作業が出来ない時に「助け」が必要です。そんな時、代わりに給餌や掃除・搾乳をして牛の管理を行うのが「酪農ヘルパー」です。町内では(有)浜中町酪農ヘルパー組合が請け負って、十数名の酪農ヘルパーが牧場を回っています。