ふぁん 2021年9月号
2021.9.1
8月に入り台風一過猛暑が嘘だったかのような気温となり、お盆を待たずに秋めいてきました。2番草の状況は、圃場と1番草の刈り取り時期により差がついているようです。今年の干ばつと猛暑は、釧根地区以外の道内各地に大変な被害をもたらしました。それに比べれば我々の地域ではまだ我慢できる範囲ではないでしょうか。ただ気がかりなのは、標茶町や厚岸町でのヒグマによる牛の被害です。2019年に被害がでてから3年が経ちますが、その後も被害は増えるばかりです。両町に被害をもたらしているヒグマは、ⅮNA検査によると同一個体で雄の推定300キロ以上の雄。かなり大きく経験豊富なヒグマのようです。昼間は行動せず箱わなにもかかりません。行動範囲が広く人間とクマの知恵比べですが、少しでも早い駆除をしていただきたいと思います。様々な制約はありますが条件が整い特例として駆除できるよう願います。ワクチン接種が進んでいますが、コロナウイルスはいまだ猛威を振るっています。皆さんくれぐれもご注意ください。