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2023 ふぁん10月号

 9月に入っても異常に暑い日が続いています。お盆過ぎには少し涼しくなりましたが、8月下旬には暑さが戻ってしまい牛にも人にも非常に厳しい状況です。高温多湿の状態が長く続いて体へのダメージも大きく、2番草も下草が蒸れて質の悪いものとなってしまいました。牛・人の体調に気を付けて営農していただきたいと思います。

今年も生産抑制下ではありますが、この暑さで目標を大きく下回る乳量となり、今年収穫した1番草を給与しても暑さのせいかなかなか乳量が戻ってきません。必要な乳量を確保するため自分に合ったやり方を選択していただきたいと思います。購入資料に対する安定基金は出ていますが差し引きの実質手出し飼料価格は上がっています。穀物相場は安定しているものの円安がそのまま継続している状況では飼料価格が大きく下がる見込みは薄いと思われます。パルプもビート作付面積が制限されいる中では今までのような供給は難しくなるでしょう。収穫した粗飼料と相談しながら最も良い飼料設計をしてください。