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2024 ふぁん3月号

 

 今年は雪も少なく2月中旬だというのに日中の気温が10度を超えるような陽気となり雪解けが進んだりしました。オホーツク海沿岸では例年よりも早い流氷の到来でしたが氷は薄く温暖化の影響なのか本来であれば2月はもっと寒いような気がします。3月末や4月に大雪が降って春が遅くなったり、6月の牧草収穫の時期に雨が続いたりしないように願うばかりです。温暖化のなか異常気象が当たり前になり昨年のような猛暑がこれから当たり前のように訪れることが予想されます。今の備えのままで昨年のような状況になれば予定は立たないし繁殖は悪くなるし、厳しい酪農情勢をもっと悪くすることも考えられます。今年からの猛暑対策は絶対に必要です。自分たちで対応しなければならないことではありますが、今の経済状態ではなかなか諸熱対策にお金を回すことのできる人は限られているにもかかわらず、農水省ではエーリック予算とクラスター事業の省エネ枠だけで足りない予算と使い勝手の悪い予算ばかりで、現場・現状に合った予算になっていませんが自分たちでできることはやっていくしかありません。自分に必要な牛と乳量は確保してください。