新着情報

2024 ふぁん4月号

 今年の冬は寒い日と暖かい日が交互に来る何ともなじみにくい天候でした。凍結深度は例年より浅いと思っていたのですが昨年よりは深いようですが早く畑が青くなることを期待するところです。ただ酪農情勢には円安の影響は大きく、まだ暖かい春は少し遠いようでいつ来るのか予想がつかない状況が続いています。春闘において大手企業は大幅な賃上げを行っていますが、本当に中小企業にもその波が来るのかは非常に疑問が残ります。一部の中小企業に限られるのではないか、北海道のような地方の企業にはなかなか難しい課題だと思われます。千歳市にラピダスができますが人もお金も道央圏に今まで以上に集まってしまい、今まで以上に北海道の地方都市が疲弊してしまわないように努力していかなければなりません。釧路地域に限定せずにオホーツク地方を含めた道東圏全体で考えたときには釧路港がどの様なビジョンでどの様な機能を持ち、道路網の整備も含めた周辺機能の整備ができるかにかかっていると思います。酪農家が元気になるには周りの人達も元気でなければなりません。