2024 ふぁん6月号
2024.7.22
今年は春から作業も順調に進み、牧草の成長も昨年以上に良いように思われます。今年の一番草の収穫作業は天気の関係もありますが昨年よりも早く始まりそうです。円安が常態化して輸入飼料の価格は高止まりしている状況のなか、良質な粗飼料の確保は必須条件となりますが、質と量のバランスを考えて収穫作業をしていただきたいと思います。まずは牛が食べる草が第一ですけれども、刈り取り時期の天候が良いことを願うばかりです。4月からの新年度が始まったばかりですけれども、すでに令和7年度の予算要求の動きが始まっています。今までであれば夏以降に頻繁に動き出していたのですが、近年では夏には本予算に関しては、ほぼほぼ固まっていてなかなか変更するのは難しい状況であり、補正予算・エーリック予算も早い段階で決まってしまう傾向にあります。夏ごろまでには我々の要求は固まっていなければならないにもかかわらず、昨年は出遅れ感があり、今年は出遅れないように注意して取り組んでいかなければなりません。暑熱対策はできることから始めてください。