組合長のちょっと言わせて(8月号)
2020.12.10
1番草の収穫作業は皆さん苦労されていたと思いますが、昨年ほどではないものの一昨年よりは良いものが収穫ました。2番草収穫まで少し気を休められる期間かと思います。さて、生乳の需給が危ぶまれた6月を何とか乗り切ったものの、本州への移送が増えています。処理しきれない事態から足りない状態への急展開。コロナウィルスが終息するまではこのような状態が繰り返される可能性があり、業界全体で備えておく必要があります。まずは自分の農場にウィルスを持ち込まない、入れない方策を取っていただきたいと思います。一方で大雨の驚異もあります。先日は線状降水帯といわれる発達した雨雲が九州や四国、中国、東海地方を襲い、多くの犠牲者を出す甚大な被害をもたらしました。北海道も自然災害のリスクは年々増しているように思いますが、私たちはいい草を収穫して健康に牛を飼うしかありません。ただ本音をいえばGoToキャンペーンで首都圏からあまり人がきてほしくないなぁ~。