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組合長のちょっと言わせて(11月号)

10月に入り釧路管内でのコロナウイルス感染症のクラスターが発生。じわじわと危険度が増してきたように感じますが、皆さんはこれまで以上に十分対策を講じていることと思います。

さて、今年の収穫作業も終わり、牧草やデントコーンの質・収量ともにまずまずのものとなりました。必要な乳量を確保するには十分なものと考えます。これから令和3年度の乳価、予算要求と交渉が行われますが、個体価格の下落、とりわけF1価格は3分の1ほどに落ち込み、厳しい状況となっています。脱粉やバター、チーズなど積み増ししている在庫の処理も課題となっています。全道的に乳量が伸びている中、それ以上に問題視されているのがクリスマス需要期後の取り組みです。この非需要期をどのようにして乗り切るかが最も重要になります。乳業メーカーの協力のもと酪農家、農協、ホクレンが一致団結して向かわなければ、消費者の理解を得ることはできません。この難局を乗り切るために、我々は万全な対策を講じなければなりません。